

まとめ買いをすれば単価を安く抑えることができる。個々にパッケージを振り分ける必要が無くなるからだ。また、「量り売り」を利用すれば適量を購入することもできる。
2.旬物を買う
旬を逃した果物や野菜は、輸入品で、味気の面でも劣る場合が少なくない。出来るだけ旬のものを使った料理を考えて調理しよう。旬のものは大抵において安値がついているので、安価にそろえることができる。
3.地元のお店を使う
周辺地域の収穫物を入荷するような八百屋や雑貨屋を探して、そこをひいきにする。日本風にいえば「地産地消」。新鮮味の上でも遠くから運ばれてきた野菜と比べれば、はるかに新鮮なものを堪能できる。また、閉店間際の安売りセールスも狙い目。

可能ならば家庭菜園で果物・野菜を育ててみる。庭が無くともベランダがあれば、ハーブを育てることくらいは可能だ。まさに「産地直送」の新鮮さが味わえる。
5.素材から料理を作ってみる
手間がかからないという点では「出来合いのもの」を温めたり、半ば完成している素材(例えばすでに切り刻んで味付けしてある煮物セットなど)を使うのが楽。しかしおおもとの素材までさかのぼって(煮付けならばそれぞれ単独の野菜……じゃがいもやレンコン、人参など)材料を調達して作ることで、コストを下げることが可能となる。さらに、塩分や油分の調整ができるので、それらを余分に摂取してしまう心配も不要のものとなる。その上、いわゆる「保存料」の心配も要らない。

ほとんどの店では外側・外壁周辺で新鮮な野菜や果物、肉などを手に取ることができる。一方、店内内側の棚では、加工食品などが置かれていることが多い。また、内側の棚に置かれている食品は「無くても特に困らないもの」の場合が少なくない。
7.豆類を積極的に食する
豆、そしてマメ科の植物は多くの健康にプラスとなる栄養素を供給する。食物繊維をはじめ、葉酸、カルシウム、鉄、カリウム、亜鉛などのミネラルが豊富で、しかも腹持ちが良いのでお金の節約にもなるし、ダイエットにもプラスとなる。「消化に悪い」という意見もあるが、例えば乾燥した豆を使うときには一晩水に浸けておくなどの工夫をすれば良い。
豆類の素晴らしさは以前【減量時に役立つ、空腹感とおさらばできるパワフルな12食品たち】で紹介した12食品で、複数か所に登場したことでも明らか。また、「5.」の「素材から料理を作ってみる」には、思い当たるふしが多いのではないだろうか。
また、「4.家庭菜園を手がける」は【家庭菜園向け耕うん機「ピアンタFV200」、1か月で3500台・年間計画の半数以上を販売】にもあるように、日本でも静かに浸透しつつある。庭が無くともベランダでプランターを使えばちょっとした野菜は作れるし、ベランダが無くとも台所に鉢植えなどを置いてハーブを育てることくらいはできるはず。

また、大型デパートの場合は食品売り場の内部にも冷却装置のついた棚が設置される場合がある。だがその場合でも調理場(肉や魚の切り分け・盛り付け場)が近い外壁周辺の棚に肉や野菜のコーナーが設置されることが多く、内部の冷却棚は加工食品(冷凍食品)が並べられる場合がほとんど。自然のうちに「外壁部分は自然な食材」というパターンが形成されることになる。
シンプルだが、実践してみると意外に効果があるかもしれない「7つのコツ」。気がついた、できそうな点からで良いので、試してみてはいかがだろうか。