ベーコンイメージ【海外の人がいかにベーコン好きかが分かるアイテムたち】などにもあるように、欧米の人たちによるベーコンへの愛情は、我々日本人には理解しがたいもの。元々肉食系だったから、油分を感じる味覚神経に違いがあるからなど、理由には諸般入り乱れた説があるが、結局のところ「これだ」と断じるものはまだ見つからない。ところが先日の記事【ツイッター上で「つぶやく」べきではない10の項目】の参照元になった、物事を面白おかしくネタとして取り扱う「ネタサイト」The Oatmealで、「馬鹿馬鹿しいけど、そんなものなのかもしれないな(笑)」と笑いながら読めたネタ的解説を見つけることができた。そのネタ解説【6 Reasons Bacon is Better Than True Love】を今回は紹介することにしよう。直訳すると「ベーコンが真の愛より素晴らしい6つの理由」だろうか。




1.「真の愛」は一生に一度きりのもの。でもベーコンは自分が欲しいと思えば、いつでも手に入れることができる。

2.ベーコンは冷蔵庫にしまっておけるが、真の愛はしまえない。

3.愛は移ろいゆくもの、でもベーコンはいつでも自分を満たしてくれる。

4.ベーコンはいつでも自分のそばにある。

5.ベーコンは見解の不一致による離婚などしない。

6.ベーコンは小言や文句を言わない。

「ベーコン好きな理由」というよりは異性への文句、あるいは現実逃避のような気もするが、気のせいだろう(笑)。実際には冒頭で触れたように、西洋系の人々は遺伝的に味覚細胞(味蕾(みらい))が少なめで味付けの濃いモノを好むとか、脂を消費する量が多いため、「味が濃くて脂がたっぷりのベーコン」がマッチするようだ。

結局のところ今回の「6つの理由」は、先の「ツイッター」の話同様、半ば自虐的なネタ・ジョークなのだが、そんなジョークが出てくるほど彼らがベーコン好きである事に違いはない。例えばゲームが好きで好きでたまらない人のことを「三度の飯よりゲーム好き」と表現することがあるが、それを「食事は食べ終えてしまうと美味しさを楽しむことはできないが、ゲームはプレイ中いつでも快楽を得ることができる。だから食事よりゲームが好き」と茶化しているのと同じようなものである。